皆様こんにちは。
メーカー系の営業をしてますと、しばしば得意先様の工場を訪問する機会があり、その際の道中は車での移動となります。
上司と共に移動してますと、その間に様々な雑談をします。
趣味の話や部下の話、家族の話をする事もあります。今日は良い上司の条件についての話になりました。
良い上司の条件
- 部下の成長を考え発言や行動をする事
- 最終的に責任を取る事
- 自身が受持つチームだけではなく、会社全体の事を考えられる事
- やりきる意思を貫く事
部下の成長を考え発言や行動をする事
組織が永続する為には部下の成長は不可欠です。
また、成長を実感させて上げる事がモチベーションに繋がります。
その為には、適度な負荷与え、成果は認めてあげ、間違っている事に対しての指摘をする事が不可欠です。
文字にすると当たり前の事ですが、周りを見渡すと意外と実行出来ている人は少ないです。
まず、成果を認める事をしていない上司は多いです。部下の行動を当たり前と思わず、しっかりと認めてあげる必要があります。また、間違いを指摘してあげることも同様です。これは、分かっていても、部下に嫌われたくない、指摘することでモチベーションを落とすのでは無いかと、実行していないケースが多いです。
部下にとっては、無関心が1番モチベーションを下げることになります。
チームに欠かせない人物である事を日々の接し方で示してあげる事が大事です。
部下の成長を考え発言や行動をする事
これも上司としては当たり前の行動ですが、
上司も一人の人間なので、ついつい逃げ出したけなります。ただ、得意先と逃げる上司の板挟みに合う部下はたまったものではありません。
どこが「最終的な責任」なのかを見定め、全てを受け終えわけではなく、ここぞというタイミングを見定める事が重要だと思います。
「最終的な責任」はとても大切です。
上司の登場が遅すぎると、会社として大きな損失、信頼を損なう結果になりますが、一方で早すぎると部下の成長になりません。付かず離れず、内容をよくよく理解し部下の行動を監視してあげる必要があります。
最終的に責任を取る事
これは自分自身が更に上のステップを目指す意味でも重要です。部下として担当業務に邁進している時は、売上が上がることで目標が達成され、昇給、昇格をします。勿論、管理職としてマネジメントを行っている際も営業としては、売上を上げることが重要です。
しかし、現代の管理職はそれだけでは決して評価されません。それは、受持つチームによって営業スタイルが事なり、必ずしもそのチームで上げた成果が違うチームに異動になった際に活きるとは限らないからです。それよりも、全体の事を考え最適化出来る手腕の方が間違いなく応用がききます。その為、会社全体の利益を考え行動することが自身の成長と次なるステップに進むためには必ず必要になります。
やりきる意思を貫く事
最後はチームの風見鶏となる役割として重要です。日々どの様な業務を行っていてもそこには目標があります。その目標が達成が困難な程に部下には迷いが生じます。そんな時に、諦めずに取り組みやり抜く姿勢を常に出し続けるとは、部下にとっては非常に心強い存在になりますし、暗中模索の中にある灯台の様な存在になります。
いかがでしたでしょうか?
あくまでも、私の会社での上司との会話ですので、ところ変われば、良い上司の条件は異なるかもしれませんが、少しでも参考になれば幸いです。
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